「ドラグって何?」と言う人でも5分後には「ドラグまじ神!」と言ってしまうドラグ基礎講座

リール





こんばんは、はまだです。




最近は安くて
良いリールが多いですね。




僕が25年前に
1万円ちょいで買ったリールは
今やワゴン品と変わりません。




もしかしたら
ワゴン品にも負けてるかも、、、







そんな進化著しいリールの
ドラグ機能について
今回はお話していきますね!



ドラグって何さ?





そもそもリールの機能で
ドラグってご存じですか?




糸に一定以上の力が掛かった時に
糸を送り出す機能です。





この機能が本当に便利で、
急に魚が走り出したり
アワセが強すぎた時でも、




糸を送り出して
糸が切れるのを防いでくれます。





ばっちり調節されたドラグは
糸の性能を最大限使えるので、
魚をスムーズに寄せてこれる。





結構な大物とも
やり取りできます!







この機能がない昔のリールは
自分で糸を送り出して対応するか、




魚が強いか糸が強いかの
ガチンコ勝負が多かったので
魚を逃がすことも多かったです。




ドラグが適切に
調整されていないリールは
大昔のリールと一緒で、




締め込みがきつすぎると
急激な力が掛かった時に
糸の力を逃がせずに切れます。





逆に緩すぎれば
魚は好き放題走るので、
いつまでも寄ってきません。







またアタリがあってアワセても
緩すぎる設定だと
針が魚に刺さりません。





すごく地味な機能ですが、
釣果にモロ直結します。





魚によっては1日粘って
チャンスが1回巡ってくるか
どうかの釣りもあります。




そのチャンスをドラグの設定で
不意にしてしまえば
目もあてられません。




家に帰っても悔しくて
中々寝付けないでしょう、、、







最適な設定でチャンスは
確実にモノにしていきましょう!




「でもどうやって
 設定したらいいの?」




この辺もしっかり
解説しています!




設定自体は簡単なので
次の釣行から大いに
役立ってくれますよ!



まずはドラグの仕組みから





ドラグの機構の説明を
簡単にしておきます。




スプールの頭側とドラグノブの間に
グリスが塗られたフェルトが
入っていて、




このフェルトに圧力をかけることで
聞き具合を調整します。








材質は違いますが、
車のブレーキと同じ理屈と考えれば
分かりやすいかと思います。




ドラグノブを締めれば
圧力が高くなり糸が
出にくくなる。





反対に緩めれば
圧力が弱くなり糸が
出やすくなります。




どの程度に調整するの?





では気になる効きの
調整方法です。







おおよそですが
使う糸の強さの1/3~1/4程度
調整します。




10lb(ポンド)の
糸の強さは4,540g。




1,135~1,513gが推奨値です。




「何でMAX近くに設定しないの?」







そう思いますよね。




糸は何かに結ぶことで、
結び目の糸の強度が低下します。




また使っているうちに
小さな傷なんかも入ってきます。




そして魚はゆっくりジワっと
引いてくれるのではないので、
瞬間的に大きな力がかかります。




なので弱い目に
設定するというワケなんですよ。




PEラインやフロロカーボンは
この目安で大丈夫ですが、



ライトゲームで使うエステルラインは
その細さと特性から
衝撃にはすこぶる弱いです。







僕が使っている
アジングマスターレモニーは
0.3号で1.75lb。




グラムに直すと794.5gなので
1/4での設定値は198.5gですが、




僕はもう少し弱い目の
180gで設定しています。




こうすれば衝撃に対する
容量も少し増えるので
糸も少しですが長持ちします。




障害物があったり
近くに人がいる場合は
きつい目に設定して勝負します。



具体的な調整方法





数値はどうやって
図ればいいか?







ドラグチェッカーと言うものが
販売されています。




釣りができる状態に仕掛けを組んで、
針を引っ掛けて引けば数値でます。




その数値を元に
締めたり緩めたりすればいいので
楽ちんです。




「そんなの持ってないよ!」




と言う方はペットボトルに水を入れて
好きな重さにして釣り上げれば
ピタっと設定値がでます。







「いちいちペットボトル用意して
 水入れてとか面倒くさい」





面倒くさがりですね、
僕ですか?(笑)




そんな人は
いつも持ち歩いてる物で
設定値付近の物を見つけてください。




僕の場合、iPhone se(第2世代)が
ケースなど入れて172gです。




ネックストラップを
付けれるようにしているので、




そこに針を引っ掛けて
釣り上げてます。







少し糸が出ながら浮くぐらいで
180g付近の設定になっています。



注意して欲しいこと





役割・設定方法と見てきましたが
注意点も2つ



水に弱い






スプールの頭に
グリスの塗られたフェルトが
入っていると言いました。




このグリスに水が付くと
グリスが流れてしまい
ドラグが効かなくなります。




リールを洗う時は、
ドラグノブを締めて
洗ってください。








そして締めすぎてしまうと
ドラグノブの中に入った
小さなバネは壊れてしまいます。




ガチガチに締めるのではなく
硬くなったらOK
ぐらいの感覚です。





曖昧ですいません。



保管時の注意





保管する際はドラグを
緩めて保管してください。





きつく締めたままだと
フェルトが潰れてしまい
ドラグが効かなくなります。







僕はスプールが
飛んで行かないぐらい緩めて
保管しています。



まとめ





ドラグって地味だけど
僕らの釣りをサポートしてくれる
大切な機能ですね。




釣りを始める前に
しっかり調整してストレスなく
釣りを楽しんでください。




友達はドラグの調整を
忘れて緩いまま釣りをし




「巻いても巻いても
 寄ってこない!」




と怒っていたことが
ありました(笑)







ここまで読んでいただき
ありがとうございました。




では、ご安全に。




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